アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

家探し

ヤママユ子は夫婦で家探しを始めた。

いつかは子供もできるだろうし、アパートの家賃を払い続けるなら、と私も旦那の家探しに賛成することにした。

まだ探しはじめて1週間なのだが、かなり沢山のことがあった。
とんでもなくしつこい営業の建売メーカーに悩まされたりもした。(全国メーカーではない。念のため。)


今週にはファイナンシャルプランナーと話す予定なのだが、我々はいわゆるローコストメーカーでの家作りになると思う。
土地は幸い私の祖父母が大昔に買ったものを好きにしていいと言われている。
水道を引くのは費用がかかるが買うよりずっといい。


具体的にお金の話になると結構精神的に来る。
どこのメーカーを見に行っても、最初のアンケートでは夫婦の年収を書く。
この1週間で、なんどもそれをやる。
ああ、私がもっと稼げていれば、と思う。
派遣社員の欄にマルしなければ、産後も働ければ、こんな思いしないのに。
だが旦那は小さい会社ではあるが正社員だし、ボーナスもないわけではない。
車のローンは二人とも残っていないし、私には7年間お弁当を手作りし続けたため(&無駄遣いしなかったため)それなりの貯金がある。
本当は子供の教育に使いたいけど。。。



家探し、家作りに関しては早くも夫婦で口論にもなった。

今日は休みだったので私ひとりで私の実家の家族にチョコを持っていった。
そこでこの1週間の出来事を話したら、父母は頑張りなさいと言ってくれた。
母屋に住む祖母にも話したところ、家を買うことを反対された。
というのも、祖母がひとりで暮らす母屋は広く立派で(当たり前のように茶室や運動部屋がある。窓やドアは夜になると全てシャッターが下りる)
築35年は建っていそうだが丈夫でリフォームも何度かしている。
自分はそのうち老人ホームにでも入るだろうから、そしたら夫婦で住みなさいとのこと。

旦那は嫌がるだろうなぁ、できれば私も自分の家を持ちたいなぁとは思ったものの、建物は立派だしお金の面ではまったく心配がいらなくなるのでありがたいと思いその話を旦那に持ち帰った。

するとみるみる旦那の機嫌が悪くなって(今思えばそりゃそうだ)「なんで君ははっきり断ってこないんだ」と。。
私は旦那の実家で同居と言われたらそれを受け入れる覚悟を持って結婚したけれど、男の人は、そりゃ、嫁の実家の敷地内には住みたくないわな。
旦那をもっと立てなきゃと深く反省。


お互い落ち着いた後少し話して、ようやく旦那がなぜ『自分の家を持ちたい』か分かった。
私は、旦那が単にアパートから出たいから、家賃を払い続けたくないからだと思っていた。

旦那は、自分が生まれたときから実家が年季の入った状態で、建て増しを繰り返しているせいでとても使い勝手が悪かったそう。
とても広い家で丈夫だけれど、トイレも台所も1階に一ヶ所ずつしかなく、子供の頃は友達を呼ぼうにも自室までの道が不便で嫌だったそうで、事実私も旦那の部屋に呼ばれたのは結婚してからだった。

旦那は小さくてもいいから使い勝手が良く、子供も過ごしやすい間取りの家を建てたいらしい。

普段無口の旦那がぽつぽつと話す姿に申し訳なさを感じ、私もこの人の夢のために頑張ろうと思うのだった。


うーーん
家作りに関しては、当たり前だが夫婦の意見の擦り合わせや、動機もきちんと明らかにした方がいいと学んだ夜だった。

もうちょっと貯金できるように転職したいなぁ。
でもいつ赤ちゃんできるかわからないし。
とりあえずプランナーさんと話すまではモヤモヤかも。