アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

蟹工船

ヤママユ子は読書した。

小林多喜二蟹工船』読了。
古い作品だったけど読みにくいところもなく最後までスムーズに読めた。
冒頭からずっと鬱展開。しかし結末はけして後味の悪いものではなかった。


私は屋根のあるところで働いている。
毎日家にも帰れるし、風呂に入れる、その日の飯を食えるだけの収入もある。
蟹工船』の漁夫たちより恵まれた環境で働いているとは思うが、依然として搾取される立場にある。


タイミングってなんだろうなと最近思う。
言葉は悪いが、働いて数ヵ月で辞めて、その後出戻りなのにポンと社員になれちゃう子もいれば
私みたいに3年働いても直接雇用にしてもらえない派遣もいる。

誰が悪いとか、何が原因とか、そういうことはないんだけど、漠然ともう辞めたいなーと思う。
まあ働いてる人みんなそうだよね。
辞めないけどね。もちろん辞めないけどというその気持ちもぎりぎりだけど。

人との出会いとかタイミングを掴むとか、運がいいとか星の回りとか、
そういうのも実力のうちなんだと思う。
私はいつも掴み損ねている。
それとも、日頃の行いが悪いのかなぁ。




帰りの車では疲弊して片手でバリバリと苦いチョコを食べる。
帰宅してから夕食後にもお菓子をたくさん食べる。
仕事前と仕事中あまり入らないぶん、夜に気持ち悪いくらい食べる。
私は酒も煙草もやらないけれどこれはやめられない。