アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

お客さんの言葉

ヤママユ子はまわりの社員たちとの会話がどんどん減っている。

まわりも育休後私が今の場所に復帰しないと気づき始めたのだろう。今の現場はフルタイムでしか仕事がない。
そうなれば私のような人間と無理に仲良くしようと思わないのは自然なことだ。

さみしいな、つらいなという感情はもちろんある。
一方で、私は友達作りのためにここにいるわけではないとも思う。
年の近い派遣の女の子も辞めちゃったし。

帰りの車の中で、お腹でもこもこ動く子供になぜか申し訳なくなる。
こんな母ちゃんでごめんね。でも、母ちゃんがんばる。

だけどそんな中何の打算もなく私に普通に話しかけてくれる人たちもいる。感謝。

私はもう、騒がず焦らず、あと3ヶ月を蛹のようにじっとやり過ごすだけ。
そう思うと少しらくになって、手帳の日付に斜線を引いてカウントダウンする日々だ。


マタニティ制服の私に気づき、大事にしてね、つわりは大丈夫?とお客さんにしばしば声をかけてもらえる。
そしてたまに、常連さんから、「辞めちゃうの?」と聞かれる時がある。
最後にヤママユ子さんに施術してほしいな、と私の出勤日に予約してもらえることもある。
そんなとき、私は、ああ、私はここで働いててよかったんだ、よかったんだ、ってすごく思う。


相変わらず体調は悪い。
帰ってきたらくたくたで何もできない。
でも、明日も頑張ろう。