アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

仕事か出産か

ヤママユ子は半年ほど前に結婚した。

結婚しても仕事を続けるというのは今時の夫婦のかたちとして珍しくないだろう。
経済的な理由のみならず、社会との繋がりを持ち続けたいというのも大切な考えだ。

実際今現在お金がないと困るから働いているが、もし旦那が年収何千万でも私はどこかでパートをしていると思う。


考えるのは子供のことだ。

両親との関係で悩んでいた私は、自分は子供を持つまいと長いこと考えていた。
しかし結婚すると不思議なものでなぜか欲しくなるのだ。

今のままの働き方では、妊娠とともに仕事を失うことになる。産休がないのは私にとって大きな悩みである。
だから産休のない派遣から産休のある契約社員の話にかじりついていたし、また、その話が先になりそうと知って焦りもあった。


しかし最近もっと根本的なことを考える。
産休を取って一年で復帰して、その後しばらく働いても結局退職する人を複数見てきた。
時短勤務で嫌味を言われ続けた人も。

子供をもって女性が働くことはそもそも難しいのだろう。

年齢的に、もしかしたら私は子供が欲しくてもできるとは限らない。
誰もが子供は早い方がいいと言う。まず産めばいいと言う。
お金や住むところや環境を整えて、さて作ろうとして出来ないのは切ないよ、と言う。


私にとってとても大切だった仕事は派遣先にとってはなんてことないことだった。
当たり前だ。代わりを見つければいい。
(とは言え条件の悪い仕事に応募があると思えないし、お客様へ「施術」する仕事なので同等の人がすぐ見つかるとは思えないが)


ばかばかしい。
仕事と子供なら子供のほうが大切に決まってる。
それにずっと気づけなかったなんて。



私の働く女性の職場では、結婚している者が圧倒的に少ない。正社員様はほとんど私より10も年上で独身だ。
しっかりしたキャリアもあり、買い物に旅行にと忙しい。

男より稼ごうと思えば婚期を逃し、結婚すれば仕事だけに打ち込むことはできない。