アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

派遣社員妊婦の権利

ヤママユ子は相変わらずである。
あなたのまわりの派遣社員は人間としての権利を守られているだろうか。



という冗談はさておき、今回は私も受けられる制度について。



派遣社員のみにとどまらず、パートさんや契約社員など非正規でも最近は産休育休を取ることができる。
それを知った時は衝撃だった。なんて素晴らしい権利なんだ。厚生年金払ってて良かった。と。


産休育休を取れる条件については詳しくは自身で調べたり会社に聞いたりするのが確実ではあるが、ざっくり言うと
・同じ会社で1年以上働いていて
・且つ育休明けすぐに契約更新終了が明らかでないこと
みたいな感じ。


やはり大きいのは産休手当と育休手当である。
育休手当は会社に在籍していないと受け取れないが、産休手当は「出産予定日の6週前」まで在籍していれば退職しようがなんだろうが受け取れるらしい。
私も最初はそれが目的だったのだが、派遣会社側から育休制度を使って欲しいと言われて今に至る。

産休育休の手当金についても調べればすぐに出てくるが、産休手当は出産予定日の前6週~後8週の間給料の3分の2程度が支給される。
育休手当は最初の半年は給料の67%、残りの半年は50%が支給されるらしい。

とは言え前にも書いた通り私の手取りは少ないので、67%貰ったとしても10万もいかないのだが、それでもあるのとないのとでは全く違う。


数字の話は向いていないのでこのへんで…


ところでこのような制度をきちんと取れている非正規の女性はどれくらいいるのだろうか。

妊娠を告げたところでそれとなく、時にはっきりと退職を促される人の方が多いのではないだろうか。
もしくは体調が悪くて仕事を続けられない人もいるだろう。

また、これは私にもあてはまるのだが、もとの現場に復帰できない可能性が出てくる。

正社員であれば産休中は補填の非正規が入るなりまわりがフォローするなりしてもとの仕事に戻れることが多いだろう。
子持ちになって部署が変わることはあるだろうが、勤める会社自体が変わることはない。

しかし私が産休に入ったあと、逆にその穴に「派遣先側の社員」が採用されることがある。
その場合は私にもとの現場に戻る意志があってもちろん戻れない。
まったく違うデパートや商業施設に派遣される可能性があるのだ。

もとより私はあの現場に戻るつもりはない。
人間関係にほとほと疲れた。

そして向こうも私のように派遣先に噛みつくような派遣社員はいらないだろう。


ただ、仕事内容、これだけは本当に好きだからつらい。



明日から妊娠7ヶ月。
体重は1キロも増えておらずおなかも目立たないのでほとんど妊婦と気付かれない。
つわりは続いているし頻繁に張りがあるので薬を貰っている。
明日は電車で出張。すこし心配だけど産休まで2ヶ月だから頑張る。