アラサー非正規女性ヤママユ子のブログ

リーマンショックで正規雇用にありつけないまま20代後半なった女のあれこれ

VIPを持つ接客とプレッシャー

ヤママユ子、久しぶりに仕事の話。


私の仕事は接客だが、
不特定多数のお客様ではなく会員制の顧客様の相手をしている。
もちろん不特定多数の中から新規に開拓して会員様を増やすことも大切な仕事だ。


田舎なので会員数はけして多くなく、私自身も顔と名前が一致するお客様は百数十人程度だと思う。
毎月いらっしゃる方から一年に一度の方までさまざまだけれど、
信頼関係をつくるため、保つためには前回話した内容やお悩みなども覚えておかなくてはならないし
仕事をする上でセラピーの要素が求められる。
そして何より毎回気持ちよく帰っていただきたいと思っている。
これがとても難しい。
私は器の大きい女ではない。
そのぶんせめて楽しくお客様と話したいが、一応百貨店だし単価の高いものだし、あまりフランクすぎると失礼だ。


前に一緒に働いていたメーカーの子が、
次はこんなにお客様に入り込まない仕事がしたい、というようなことを言っていた。

たまにすごく疲れる。
誰とも会いたくない日もある。
向いてないなと思う日も多い。
やってみたい仕事できたし、潮時、と。

そう思うとジュエリーのお店や高級化粧品ブランド、ハイクラスの車のディーラー、ホストとかホステスとかってスゴいなと思う。
期待に応えられるだけの接客ができるんだもんな。

小さい頃から期待に応えることが私のいちばんの優先事項だった。
テストで一番を取った回数は数えられない。
でも学校で成績が良かった人と、仕事ができることとは違うこと。
それを知ったときの、私の絶望。


私はいつまで続くだろう。